【角栓のできる理由】角栓はやばい?角栓を取らないとどうなるのか?

<この記事で分かること>
  • 角栓のできる理由を紹介しています!
  • 角栓ができるのを防ぐ方法を説明しています!

この記事を担当したのは、トピックスラボ運営事務局のキャップ末永です。

角栓とは何か?

 鼻などにポツポツと目立つ角栓ですが、誰もが「角栓とは何か?」と一度は考えたことがあるのではないでしょうか?

 そもそも角栓とは、いったい何なのでしょうか?

 角栓とは、代謝によって剥がれた古い角質と毛穴に詰まった皮脂や汚れの塊です。約70%が古い角質で、約30%が皮脂や汚れでできています。

 この他にも、メイクや日焼け止めなども、毛穴に詰まると角栓になってしまいます。

♪引用:美肌Times

顔に角栓だらけ…顔に角栓ができやすい人っている?

 角栓ができやすい人っているのでしょうか?

 残念ながら、これは本当のことなんです。顔に角栓だらけ…という人をたまに見掛けたりしませんか?

 それでは、どういう人が顔に角栓ができやすい人なのでしょうか?皮膚科医に確認をすると、「皮脂の分泌が多い人」、「角質が厚い人」、「皮脂が硬い人」が角栓ができやすいタイプと言えるそうです。

  • 皮膚にザラつき、ゴワゴワ感がある人
  • なかなか寝跡が直らない人
  • 洗顔後に水分をふき取ってから10分程度放置するとベタつく人

 特に、皮脂の分泌が多い人は要注意です。もともと角栓の元となる皮脂が毛穴に溜まりやすくなっていますので、角栓ができやすい状態と言えます。皮脂が多いかどうかを判断する方法は、「いつも通りに洗顔をしてから、タオルで水分を拭き取り、化粧水や保湿クリームを塗らずに10分程度放置してみて、顔にベタつきやうっすらとしたテカリがあるかどうか」です。

 ここでベタつきやテカリがあれば皮脂の分泌が多い肌になります。やはり、顔に角栓だらけとはなりたくありませんよね。自分の肌質をよく見極めて、顔に角栓ができやすいタイプであれば、角栓についで充分に理解を深める必要があります。

角栓が自然に取れるまでの期間は?

 角栓は、通常は古い部分から自然と毛穴から排出されていきます。角栓が自然に取れるまでの期間は、おおそ1ヶ月程度と言われ、長い人でも2ヶ月程度の期間です。これは肌のターンオーバーが正常であった場合です。肌のターンオーバーとは、”肌の細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組み”のことです。

 この肌のターンオーバーが正常ではない場合、例えば、加齢であったり、紫外線の影響を長期間に渡って影響を受けていたり、洗顔やクレンジングの方法が適切ではなかったりすると、角栓が上手に排出されずに毛穴の中に溜まっていってしまいます。

 このターンオーバーがうまくいっていないときは、角栓が自然に取れるまでに優に半年以上もかかってしまう場合もあるのです。

角栓は取った方がいいのか?角栓を育てるとは?

 鼻などの毛穴から顔を出している角栓。この角栓は取った方がいいのでしょうか

 取る、取らないの議論はありますが、基本的に角栓は古い角質や皮脂や汚れが固まったものなので、取った方がいいはずです。ただし、肌や毛穴に負担がかかるような方法で取るのは避けた方が無難です。

 ひとまず、毛穴から顔を出している状態の角栓なら、指で軽く押して取るのは問題ありません。更に、シャワーの後や蒸しタオルで温めた後など、毛穴が開いて角栓が柔らかくなった状態なら、肌や毛穴への負担を抑えられますし、角栓を取りやすい状態であると言えます。

 ぜひ、これらのポイントを抑えた上で角栓を取っていきましょう。

  • 洗顔後の肌がきれいで清潔な状態で行いましょう。
  • 強く押したり爪を立てたりしないようにして指の腹を使って軽く押し出しましょう。
  • 角栓を取った後は収れん化粧水などで肌を引き締めてから、しっかりと保湿をしましょう。

 市販されているアイテムで鼻に貼って剥がすタイプのパックは、実は健康な角質まで剥がしてしまい、肌に負担を掛けて刺激になりやすいので、なるべく避けた方がいいでしょう。

 また、ネット上で話題となっている「角栓を育てる」という情報について考えてみたいと思います。

まず、角栓を育てるとは、どういうことを指すのでしょうか?これは「培養」という医療用語が、なぜか「培養」と読み間違えられて、いつの間にか世の中に広まってしまったという実態があるようです。

 角質培養というのは、角質の肌バリア機能を正常化して、その結果として角栓の状態も改善されるという方法です。これは角質を無理に除去しないで、自然に任せて育てていくというスキンケアの方法なのです。

 それが角栓のこととして誤って認識されてしまったが為に、”角栓を取らないで、自然に取れるまで取る=育てていく”ことと解釈されてしまったようです。なるべく角栓は取った方がいいのに、角栓を育てるということは、毛穴に詰まった角栓をそのままにしておくことがいいとされてしまうスキンケア方法になりますので、これは大きな間違いであると言えます。

 もちろん、角栓を無理に取り除かない方法なので、肌に対して優しいという点では正しいですね。ただし、敏感肌や乾燥肌の人や、加齢による肌トラブルがある人は、角栓を取り除かないことによってかえって肌トラブルを引き寄せてしまいかねない方法なので注意が必要です。

 他人に合うスキンケアが、必ずしも自分に合っているとは限らないのです。ネット上で拡散されている情報を、闇雲に取り入れてしまうというのはあまりおすすめできません。

大きな角栓を取った後、角栓の穴が治らないときの穴を塞ぐ治し方はある?

 大きな角栓を取った後というのは、毛穴がポッカリと開いている状態です。角栓の穴が治らないと心配せずに素早くスキンケアをしていきましょう。角栓の穴が治らないことはありませんので、基本のスキンケアを徹底しましょう。

 ここでは、角栓の穴が治らないときの毛穴を塞ぐ治し方をご紹介します。

  • 保湿成分入りの洗顔料と温めのお湯で洗顔をする。
  • 冷水で肌を引き締める。
  • しっかりと保湿をする。

 大きな角栓を取った後の肌は相当のダメージを受けています。その為、洗顔で肌を清潔にすることで細菌への感染や炎症を防ぐ必要があります。お湯は血行をよくする効果がありますので、肌のダメージを和らげ、肌の修復を促していくと考えられます。

 また、保湿成分入りの洗顔料を使用することで、肌への負担を抑える効果があります。ぜひ、お湯と洗顔料を上手に使っていきましょう。


25種類の保湿成分と驚きの洗いあがり【HOLO BELL】

 3大保湿成分と言われるヒアルロン酸ヒト型セラミドコラーゲンを配合しています。

 肌への影響を抑える為に、石油系界面活性剤、アルコール、パラベン、着色料、鉱物油、紫外線吸収剤、香料の7つの成分が配合されていませんので、安心して使用できますよ! 


 角栓を取り除いた後の穴を塞ぐことなくそのままにしておくと、細菌感染のリスクが上がったり、汚れが溜まりやすくなります。至ってシンプルで誰でも知っているような簡単な方法ですが、角栓の穴が治らないときの穴を塞ぐ治し方としてはベストな方法です。ぜひ、覚えておきましょう。

化粧や洗顔後に黒い角栓が飛び出るときは?

 化粧や洗顔後に、黒い角栓が飛び出るときがあります。せっかくきれいに洗顔をしたのに、黒い角栓が鼻から飛び出ると、やっぱり気になりますよね。

 このような黒い角栓を見つけたら、すぐにでも取りたくなる気持ちは分かります。ただ、こうした角栓を取り除こうとすると、周囲の肌や毛穴を傷つけてしまったり、毛穴の開き具合を悪化させてしまうことがあります。まずは気持ちを抑えて、正しいスキンケアで解消していくことが大切です。

 角栓を取り除きたいからといって、指で押し出したり、ピンセットで引っこ抜いたりすることはNGです。ここでも、やはり基本のスキンケアをすることが大切です。ホットタオルで毛穴を開く→洗顔する→化粧水でしっかりと保湿をするというステップを実行しましょう。

顔に角栓だらけの人は皮膚科を受診することは可能なのか?

 気になる顔の角栓ですが、角栓を除去する為に一般皮膚科を受診することは可能なのでしょうか?顔に角栓だらけの人など、一刻も早く皮膚科を受診して角栓を除去したいと思いますよね。

 顔に角栓だらけの人でなくても、角栓のことで一般皮膚科を受診することは可能です。一般皮膚科を受診すると、基本的には肌の状態を診察して、塗り薬を処方されたりビタミン剤の内服薬を処方されたりすることが多いようです。保険診療内での一般皮膚科での診察はこれが限界なのでしょう。角栓の除去を希望しても、保険適用範囲での処置はできないようです。

 そうなると、美容皮膚科を受診するという選択肢が出てきます。毛穴の汚れなど気になる部分を美容皮膚科で相談してみるのもありですよね。

鼻の角栓を押し出すのをやめられない?市販の器具はある?

 鼻の角栓で悩んでいる人で、鼻の角栓を押し出すのをやめられないという人はいませんか?鏡を見ながら指で押し出すとニュルっと出てくる角栓を、結構簡単に取れると思ってやり出すとキリがありません。

 ただ、角栓を取るのにあまり強い力を掛けてしまうと、周囲の肌へ影響を与えてしまいますし、きれいな鼻に憧れて角栓取りをやり過ぎてしまうと、かえって毛穴が開きすぎて元に戻らなくなってしまうこともあるのです。

 やはり肌のことを考えると、”鼻の角栓を押し出すのをやめられない”という気持ちを抑えることが大切です。もちろん、飛び出した角栓なら、上述したような方法で取ることも可能ですが、基本は毎日のスキンケアで角栓ができるのを抑えていくことがいいわけです。

 それでも、どうしても角栓を取っていきたいと思う方の為に市販の器具をご紹介します。

 角栓の除去には、こうした市販の器具を使用することも可能です。必ず市販の器具を使用する前は必ずアルコールなどで消毒することを忘れないでくださいね。もちろん、使用後は煮沸消毒してから保管することも大事です。

角栓がポロポロ取れるおすすめクレンジング

 角栓を落とすときに大切なのは、無理に力を掛けて角栓を剝がさないことです。そこで角栓を吸着させることに目を向けた商品を紹介します。

 クレイとは、世界中で採れる大地の恵みであり、地球の粘土質の鉱物です。このクレイの主な作用こそ、”吸着”なのです。

 この作用を利用して、無理な力を掛けずに上手に角栓を取り除くことができる商品です。肌のことをとことん考えて作られているので、パラベン不使用エタノール不使用鉱物油不使用着色料不使用香料不使用はもちろんのこと、パッチテストも済んでいます。


毛穴の開き、黒ずみ、角栓にこの黒泡!【ピュアクル】

【ピュアクル(大人肌研究所)】ラクアワクレンジングフォームは、ジェルが泡に変化する新感覚の洗顔フォームです。汚れを吸着する天然の炭と、古い角質や毛穴汚れを取り除くクレイが濃密できめ細かい”黒泡”となり、肌に負担をかけずにクレンジング&洗顔。引き締め成分も配合しているので、洗顔後の肌にハリと弾力を与え、なめらかな美肌へと導きます。


角栓ができるのを防ぐには?

 角栓ができてしまうのは仕方が無いにしても、そもそも角栓ができるのを防ぐ方法はあるのでしょうか?

 古い角質や皮脂や肌の汚れなどは毎日溜まっていきますので、角栓ができるのを防ぐ方法は、基本は毎日の洗顔になってきます。

 最近では、”朝は水だけ洗顔”といった人や、”それほど汚れていないから温めのお湯で充分”といった人がいますが、角栓の形成につながる古い角質、皮脂や汚れは水やお湯だけでは落ちません。適切に洗顔料を使うことが角栓を防ぐことにつながります。

 洗顔前にホットタオルを当てて、毛穴が開くと角栓は落ちやすくなります。また、洗顔後はしっかりと化粧水などで保湿をしましょう。洗顔によって、顔の脂分が落ちてしまうと、肌は水分が失われることを防ぐ為に皮脂を分泌してしまいます。この過剰に分泌された皮脂が角栓の元です。肌の乾燥は角栓の原因につながりますので、洗顔後に限らず、普段からも化粧水などで乾燥を防ぐことも大切になってきます。


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 知らず知らずのうちに、角栓ができるのを防ぐ為と思いながらも、逆に角栓をできやすい状態にしまっていることがあります。角栓ができやすいと感じている人は、洗顔や日々の肌のケアを見直してみることも必要です。無意識のうちに角栓ができるのを防ぐ方法とは逆のことをやってしまっているかも知れませんね。

【角栓のできる理由】まとめ

 いかがでしたか?

 角栓のできる理由は、肌の古い角質や皮脂の汚れや、メイクの落とし残しが溜まり、洗顔やクレンジングが不充分なことで毛穴に詰まってしまうから!でした。

 角栓ができてしまうからと、過剰な洗顔やクレンジングをしてしまうことにも気を付けなければいけません。肌に必要な皮脂を落としてしまい、結局は乾燥を防ぐ為に皮脂を過剰に分泌させてしまうことにつながって、角栓ができやすい状態にしてしまいます。

 

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