この記事を担当したのは、トピックスラボ運営事務局のキャップ末永です。
へそのごまとは何か?へそのごまの正体を明かす
へそのごまとは何なのでしょうか?
おへそをしばらくケアをせずに放置しておくと、いつの間にかへその中に白色や黒色の汚れ?みたいなものが溜まっているというあれですね。気が付かなければそのまま放置しておくものの、気付いてしまったら放置しておくという選択肢はありません。
でも、このへそのごまを取ろうとしても、簡単に取れそうでも意外に取れなかったりするものです。それでいて、ちょっぴりくすぐったくて、お腹の奥の方がむず痒い感覚が何とも言えません。
へそのごまとは何なのか?そのごまの正体を明かすこととします。
へそのごまとは、角質の老廃物や皮脂、汗などが溜まって塊となったもの。見た目から、「へそのごま」と呼ばれるようになったというのが有力な説です。
見た目から、「へそのごま」と呼ばれるようになったのが有力な説みたいです。
へそは丁度いいくぼみになっているので、へそのごまの正体である角質の老廃物や皮脂や汗などが溜まりやすいわけですね。
へそのごまは白い?湿ってる?どんな臭いがするの?
へそのごまは、角質の老廃物や皮脂などが固まって塊になったものだということが分かりました。要するに、へそのごまはごみが溜まったものなんですね。
ごみが溜まりはじめの頃は、肌の色に近い白い色をしているようです。そして、時間が経つにつれて、色が黒い色へと変化していくようです。へその窪みが原因で、こうしたごみが溜まりやすいのであれば、水や汗も溜まりやすいわけです。へそのごまがジメジメと湿ってるのは、こうした理由からですね。
さらに、細菌も付きやすく、人肌の温度もあって、へそのごまが臭う時もあるのです。どんな臭いがするのかと言うと、”ごみの臭い”という表現が正しいような気がします。”ごみ”であれば、白い色や黒い色があって、湿ってる状態で、臭いがするのは納得ですね。
ノース・カロライナ大学の研究によると、このへそのごまが溜まるへその中には、何と数千種類もの細菌がウヨウヨと住んでいるようです。これは、2012年に60人の研究対象のおへそから細菌を摂取した結果、2,368種類の細菌が見つかったというのです。細菌がそんなに住んでいるのなら、臭いがするのも頷けますね。
へそのごまがない人がいるって本当?へそのごまがたまりやすい人の真実は?
へそのごまが溜まってしまうことはあっても、その大きさや量は人によって違うようです。やはり中にはへそのごまがない人がいるのも事実のようです。
こうしたへそのごまがない人たちは、一概には言えないところではありますが、へそが広く開放していてごみが溜まりにくい形状となっているようです。更に、シャワーのときなど、こま目におへそとその周辺を洗うことで溜まりにくい状態を作っているようです。
それもそのはずで、物理的にへそのごまを洗い流すことには意味があるのです。
それは、ウィーン工科大学の科学者でジョージ・スタインハウザー氏が突き止めた研究結果の中にあって、実はへそのごまを形成するもう一つの要素が分かったのです。
へそのごまには、角質の老廃物や皮脂などよりも、洋服の繊維片の割合が多く含まれている。
♪情報:ウィーン工科大学、ジョージ・スタインハウザー氏の研究より
この研究の中で、スタインハウザー氏は”へそのごまの色は、その日に来ていたトップスの色”に近いということを発見したのです。分析をしてみると、やはりへそのごまの主原料は衣類であることが科学的に証明されたのです。
また、この研究は続き、へそのごまが溜まりやすい人には腹部の体毛が影響していることが分かっています。
腹部の体毛が繊維片を集積しているという事実!
これは、へその周囲の体毛がある人と無い人では、へそのごまの量が違うことが分かっています。衣類の小さな繊維片は、腹部の体毛に絡まって、へその中に落ちていくのです。
こうした衣類の繊維片を、へその奥に落ちてしまう前に、へそのごまがない人は物理的にシャワーなどで洗い流していたのです。反対に、へそのごまが溜まりやすい人は、シャワーで洗い流すことを心掛けていれば、へそのごまのできる量を減らすことができるようになるのです。
普段では、特に気にも留めない「へそのごま」でも、これだけの奥深い成り立ちがかくされていたのです。
へそのごまの塊は取った方がいい?
へそのごまの塊は取った方がいいのでしょうか?
取った方がいいという意見と取らなくてもいいという意見がぶつかっているようです。これは、医師の中であっても、双方の意見があるようです。
どうしても気になるという人は、へそのごまの塊を取った方がいいと思いますが、放置しても問題ないということです。むしろ、積極的に取ってしまい、周囲の付けた傷から細菌感染する方が怖いということです。
日本では、よく親から「おへそを触るとお腹が痛くなる」と言われ続けてきました。これは、おへそを傷つけると危険であるということを伝えてきた言葉なのでしょう。
へそのごまの塊を取った方がいいかについては、取るなら最小限の抑えて、必要以上にいじって刺激しない方が賢明かも知れませんね。
へそのごまがくっついて取れない?奥にある根っこの取り方とへその臭いの洗い方
へそのごまは人体にはほとんど無害であると言っても、へその入口付近に見えているとなると見た目もよくないですよね。そこで、定期的にへそのごまの掃除をする場合の方法を調べました。
へそのごまはへその奥にある根っこがくっついて取れないことも多く、こうした場合はへその周囲に傷をつけない工夫が必要になってきます。
へそのごまを取るのに準備するもの
まずは、この4つを準備します。
- オリーブオイル
- ラップ
- 綿棒
- ティッシュ
へそのごまの取り方
- 仰向けになり、おへそにオリーブオイルを少量ずつ垂らしていく。
- おへそからこぼれない程度に入れたらラップでカバーをして、15分程度待つと体温に温められたオリーブオイルがへそのごまをふやかす。
- ラップを外して綿棒で優しくゆっくりと掃除をする。
へそのごまを取る時の注意点は、へその奥にあるへそのごまの根っこの部分がくっついて取れないので、オリーブオイルで充分にふやかしてから清潔な綿棒で掃除をすることです。奥にある根っこの取り方さえ理解していれば、掃除自体は難しくありませんね。
定期的にへそのごまを掃除できていれば、へその臭いも心配ありません。へその臭いの洗い方も、へそのごまの掃除で同時にできるようになっています。
巨大なへそのごまをごっそり取った後の赤い皮膚はどうすればいい?
どんなに慎重にへそのごまの掃除をしていても、巨大なへそのごまをごっそり取った後などは、赤い皮膚が見えることがあります。本来であれば、皮膚がこのような状態になる前に、へそのごまの掃除をストップしなくてはいけません。
しばらく様子を見て状態が落ち着くようならば、その後も患部を清潔にしながら経過を観察します。
一方で、痛みや痒みなどが治まらず、皮膚の赤い状態が続くようであれば、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。状態を確認できれば、軟膏などの塗り薬を処方してもらえます。
へそのごま掃除で痩せるって本当?美肌と便秘解消に効くおへそ美容について
へそのごま掃除で痩せるというのは本当なのでしょうか?
へその周辺は自律神経が密集していて皮膚が他の部位と比較しても皮膚が薄く、美容液や美容エキスなどを浸透させやすいと言われています。へそのごま掃除をして、へそを温めると代謝が良くなり、結果としてむくみが解消されたり、寝つきがよくなったりします。代謝がよくなることで、”痩せる”体質になりやすいのです。
この考え方を取り入れているのが「おへそ美容」です。最近、おへそ美容という言葉をよく耳にすると思いますが、おへそを温めることで美肌や便秘解消、ダイエットに効果があるという美容法ですね。
おへそ美容の例
おへそ美容で準備するもの
- 綿棒
- プロイデア「へそごまバブルクリーナー」
- お湯
- 炭酸水
- 美容オイル「ルルドビオ」
おへそ美容のやり方
- 「へそごまクリーナー」でへそを掃除する。
- 炭酸水を浸した綿棒でへそを拭く。
- 「ルルドビオ」でおへそに1滴垂らす。
アメリカ、シンガポール、台湾をはじめとするアジア圏では、既に常識となりつつある「おへそ美容」です。体質の改善や便秘の解消、美肌効果など、嬉しい効果が期待できる美容方法です!
オイルを垂らしてから2分程度でお腹まわり、10分程度で全身がポカポカしてきます。
こんな簡単な方法で代謝がよくなるのは嬉しいですね。
へそは皮膚が薄く、自律神経も集中していることから、格好の美容ポイントなのです。へそごま掃除のついで痩せることができるのが嬉しい限りです。また、美肌や便秘解消にも効果があります。
まずは自宅でできるこの方法を、ぜひお試しください。
【へそのごまのできる理由】まとめ
いかがでしたか?
へそのごまのできる理由は、ケアが不充分な為にへそのくぼみの中で角質の老廃物や皮脂などと衣類の繊維片が混ざって塊となってしまうから!でした。
へそのごまの掃除と同時に、おへそ美容もできてしまうことから、へそを中心とした美容法を取り入れてみるのもいいかも知れません。