【大食いのできる理由】大食いの人の普段の食事と太らない理由とは?

 大食いのできる理由を知りたいと思いませんか?

 よくテレビでは毎日のように大食い系の番組が放送されていますが、大食いに挑戦する人は誰も細身の方ばかりです。大食いというと、ガッチリと体格のいい人が挑戦するものというイメージがありますが、最近ではそのイメージも崩れてきてしまっていて、華奢な人ほど大食いで身体の何処にあれだけの食べ物が入っていくのか不思議になるほどです。

 この記事では、「大食いができる仕組み」や、「大食いの人が太らない理由を自分のダイエットに生かせるポイント」について説明しています。

 ぜひ、大食いのできる理由を知って、ダイエットにも活かせる雑学のひとつとして役立てていただけると嬉しいです!


この記事を担当したのは、トピックスラボ運営事務局のキャップ末永です。

日本人の大食いはなぜ増えたのか?

 最近、テレビの大食い番組が増えたと思いませんか?

 テレビを点ければどのチャンネルでも大食いや食べ物のリポート番組を放送し、この類の番組を目にしない日は無い!というほど乱立している状態です。

 これはテレビのみならず、YouTubeをはじめとするSNS上でも同じ現象が見られます。これは個人で情報を発信できる環境が整備され、誰もが同様のコンテンツをプロ並みに配信できることが要因でしょう。

 それでは、日本人の大食いがなぜ増えたのかというと、不況と広告媒体が多様化したことに原因がありそうです。不況により番組にはスポンサーが付きにくくなっています。テレビ局側ではこの解決策を出演タレントの数を減らすことと、出演タレントが番組の宣伝を兼ねることで経費を抑えるようになっているのです。

 また、この煽りを受けて、番組そのもの自体が企業の広告になってしまっているのです。例えば、それが”大食い番組”であっても、番組の中で紹介された飲食店は放送日以降には大盛況となるようです。番組の内容と飲食店側のCM効果を期待する思いが違うものであっても、結果として番組内で紹介された飲食店は繁盛するわけです。

 こうした背景が原因で、テレビ局側は質が高く、視聴者が面白いと思える番組を作ることを放棄してしまっているのです。番組の内容より飲食店側からの一方的な要求と、料理を紹介してくれるだけで企業側が喜ぶ方を優先させた番組が多く生み出されてしまっているのです。

 つまり、「日本人の大食いはなぜ増えたのか?」というよりも、テレビ局側の運営事情で、あらゆる面で効率的な番組を作成することを優先させた方が時代背景にマッチしているので、その条件を満たす番組の代表が「大食い番組」なのです。日本人の大食いがなぜ増えたのかと思われがちですが、実はこうした背景があったのです。

 大食いが好きな人は、このような番組が増えたことを喜んでいる一方で、視聴者によっては、”ただただ食べ物を胃袋に詰めるだけの番組”と捉えられてしまうこともあるようです。番組がこのような印象を与え兼ねない内容になってしまっていることで、ますますテレビ離れを助長させているのかも知れませんね。

大食いの人の便とトイレの回数は?

 素朴な疑問として、大食いの人はあれだけの量の食べ物を食べるので、その分の排便をしなければいけないはずです。

 大食いの人の便事情はどうなっているのでしょうか

 やはり、これは普通の人とは違う便事情となっているようです。とある番組の中で大食いの人がトイレの回数を、「1日6回」と回答していました。また、大食いタレントで有名なギャル曽根さんは、「1回では流れない量」の排便があると告白しています。

 テレビ番組内での回答ですので、本当かどうかは確認のしようがないわけですが、普通の人と比べて食べる量が何倍もあるわけです。更に、大食いの人は痩せているタイプが多いわけで、身体に蓄積されているようには見られません。

 このことからも、大食いの人の便事情トイレの回数は、回答通りだと推測されます。食べる量だけではなく、トイレの回数も、1回の排便の量も、想像をはるかに超えてきますね。

大食いは寿命が短いって本当?糖尿病や血液検査は心配ない?

 大食いは、明らかに身体に負担になっているはずです。摂取カロリーも、塩分も糖分も、何から何まで通常の何倍、何十倍です。大食いはその番組内だけではなく、普段の生活から規格外の食事量なわけです。

 普通であれば、何らかの病気があってもおかしくないわけですが、大食いの人で寿命が短いとか、糖尿病血液検査で引っ掛かったという話は聞いたことがありません。

 胃袋の何倍、何十倍の食べ物を詰め込むわけです。それであっても、寿命が短いわけでもなく、超尿病にもならないし、血液検査も問題ないとなれば、この構造さえ解明できれば、糖尿病の人に応用できますよね。

 とにもかくにも、大食いの人は総じて健康体である人が多いようです。ぜひ、何かしらのデータを集めてこの構造を解明できれば、病気の解明につながって、ノーベル賞の受賞も夢ではないかも知れません。

痩せの大食いはずるい?太らない理由は吐いているから?

 大食いの人の体型を見ると、圧倒的に痩せ型の人が多いようです。このことから、”痩せの大食いはずるい”と言われることが多いようですが、そもそもあのような食事量であるにも関わらず、なぜ太らないのでしょうか?

 ”太らない理由は吐いているからだ”とも言われていますので、このあたりのメカニズムを紐解いていきたいと思います。

  • 食べたものがすぐに排出されてしまうから。
  • 普通の人より胃が15倍程度も膨張してしまうから。
  • 普通の人よりも腸内のビフィズス菌が3倍もあるから。
  • 痩せているから。

 大食いできる理由は、上記の4つの理由が大きいと言われています。

食べたものがすぐに排出されてしまうから

 通常、食事をしたものは消化と栄養の吸収で一定時間は胃の中に溜まります。ところが、大食いの人は胃の出口にある弁が緩んでいると言われています。その為、一定期間胃の中に食べ物を溜めておくことができずに、胃の中から食べたものがすぐに排出されてしまうのです。

 その為、大食いをしても胃の中が満杯になることがないので、満腹感が感じられ難いようです。また、胃の中での栄養の吸収が充分にされないので、栄養不足であったり、カロリー摂取が弱かったりするので、結果として太らないということになるようです。

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普通の人より胃が15倍程度も膨張してしまうから

 通常、食べると胃は膨らみます。成人の胃の大きさは、野球のボール1個程度と言われていますが、食べ物を食べた後は、最大で1.5倍程度を限度として膨らみむようです。

 ところが、大食いのできる人の胃は、何と一般の人の15倍程度と言われています。胃はふうせんのように膨らみ、どんどん食べ物を溜めていきます。大食いの人が一度に何kgも食べることができるのは、この驚異の胃の膨張によるものなんですね。

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普通の人よりも腸内のビフィズス菌が3倍もあるから

 ビフィズス菌と言えば、腸内環境を整えるものとして有名ですよね。

 大食いの人は、一般の人と比較して3倍ものビフィズス菌を持っているようです。そのビフィズス菌の働きで血糖値が上がりにくい状態になり、満腹中枢が刺激されないのです。その為、”お腹がいっぱい”という感覚が鈍くなってしまうのです。

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痩せているから

 やはり、大食いのできる理由は、”痩せているから”という理由が大きいようです。

 痩せているということは、余計な贅肉が付いていないという状態です。胃が何倍に膨張しても、それを可能にする空間がお腹に中にはまだあるということになります。反対に、肥満気味の人は、お腹の贅肉と脂肪のついた他の臓器が邪魔をして、胃が一定以上は膨張させられないので、大食いには限度があるということです。

 このことからも、痩せの大食いは妥当であることが分かります。イメージからすると、痩せている人は食べる量が少なく、太っている人は食べる量が多いと思ってしまいがちですが、実のところはその反対だったのですね。

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大食いの人の一日の食事はどうなっている?一ヶ月の食費は?

 ところで、大食いの人の一日の食事はどうなっているのか、気になりませんか?

 大食いアイドルとして有名なもえあずさんですが、もえあずさんの一日の食事と一ヶ月の食費を見てみたいと思います。

 もえあずさんは、テレビ番組や雑誌のインタビューの中で、収入の8割が食費に消えると話をしています。その一日の食費は、何と13,000円を超えるということです。これを一ヶ月に換算すると、40万円。日によっては3万円を超えることがあるそうで、そうなると、一ヶ月の食費は50万円以上ということになります。普通では考えられない数字ですよね。

 更に、驚きなのはその一日の食事量です。

 以前、テレビ番組でもえあずさんに密着する企画がありましたが、一日の食事量は約5㎏で17,000kcalを消費していることが分かっています。この時の企画では、朝から餃子を10人前、昼はカレーとラーメンとカツ丼、そして夜もラーメンを食べています。

 もえあずさんは、トイレの回数は1時間に1回ということも教えてくれています。帰宅後に体重が10㎏も増加したこともあったとか。驚異の食生活ですね。

 大食いタレントのギャル曽根さんも、想定外の食費事情を明かしてくれています。

 ギャル曽根さんは、テレビ番組で、”満腹感を味わったことがない”という話をした上で、一日の食事量を、「1日くくりで言うと、15㎏くらい」であると発言しています。

 1日15㎏とは驚く数字ではありますが、ギャル曽根さんは、「おにぎりを1個食べても、100個食べてもお腹の感覚は一緒」だという悩みも告白しています。この話を聞くと、満腹感を味わえるということは身体にとってとても重要だということが分かりますよね。

 また、ギャル曽根さんは、”1回の食費が最低2万円”という話もしています。1日ではなく1回ですよ。これを一ヶ月続けると、約200万円程度になるのでしょうか?ギャル曽根さんクラスになると、食費も桁違いですね。

【大食いのできる理由】まとめ

 いかがでしたか?

 大食いのできる理由は、胃の出口の弁が緩く食べたものがすぐに排出されて胃の中での栄養分の吸収ができず満腹感を得られないから普通の人よりも胃の膨張が15倍程度も大きいこと腸内のビフィズス菌が普通の人より3倍も多く持っていて、血糖値の働きによって満腹中枢が刺激されないから痩せ型の体型で胃が膨張しても、他の臓器や贅肉が少なく膨張するだけの空間があるから!という4つの理由があるからでした。

 大食いのできる人は、特異な身体機能があるからこそ、あれだけ大量の食べ物を食べることができるのです。普通の人は、やはり腹八分目と言われている通り、適切な量の食事を心掛けた方がよさそうです。

 胃はふうせんの様に膨らみます。膨らむということは胃の壁はその分薄くなりますので、大食いや暴飲暴食には気をつけた方が身体の為にはいいのです。

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