大谷翔平の心に響く座右の銘&名言集

 プロでの完投や完封が、どういう感じかわかった。今後に生きると思う。

 少し高めに目標設定をした事が良かったのだと思います。

 (大谷選手の肩書は?)普通に野球選手なんじゃないですかね。プロ野球選手大谷翔平が一番しっくりくると思います。

 一見、技術的に衰えているというか、フォームがバラバラなように見えますけど、それは体が大きくなって肉体的なレベルが向上したから、そのレベルにフォームがまだついていなかっただけなんです。

 だから自分で今日はいいな、質が高いなと思った日に、コントロールよく行ったボールが打たれた記憶はありません。

 真剣に僕のサインが欲しくて朝早くから来ている人もいます。これも仕事。コントロールはできません。どうせなら高値で売れる選手になりたいです。

 特に幕末が好きですね。日本が近代的に変わっていくための新しい取り組みが多くて、歴史的に見ても大きく変わる時代。「革命」や「革新」というものに惹かれるんです。

 ホームランは、20本は打ちたいです。

 僕が去年、11勝して(チームが)3位だったということも考えれば、15勝以上。そこからさらにいくつ足せるかというのが一番です。

 せっかくボールの質が高いのに、ボール1個分外れてフォアボールにでもなったら、もったいない。だったら1個分甘くてもいいから、真ん中を狙って投げた方がいいでしょ。前に飛んでもゴロかフライかっていう感じですから、いい日に限ってはそれでいい。

 誰もやったことがないようなことをやりたい。野茂英雄さんもそうですし、成功すれば高校からメジャーへという道も拓けると思う。

 去年、シーズン最後の5試合くらいになって、もうちょっと抜いてもいいのかなと思うようになったんです。

 だいたい6時間から7時間はトレーニングをしている。

 大きくなった体とフォーム……つまり技術という音を合わせる作業は、1カ月あれば 大丈夫だなと思っていたので、ここからやるからいいんだと思っていました。それは今やっていることも同じですし、もしかしたら今年もキャンプ初日は同じような感じになるかもしれません(笑)。

 ただ、それは球速を上げるためにしたのかと言われれば、そうじゃなくて、投手としての総合的な部分でそれが必要だなと思ったからそうしたのであって、球速を上げるための練習ではなかったんですけどね。結果的に上がったなと……。

 あれはですね、僕からしたら、前へ進むための段階なんです。決して、後ろに下がっているわけではない

 遠征で枕が変わっても寝られるし、移動の乗り物でもよく寝られるタイプ。

 体を大きくすることによって得られる技術的な進歩は、バッターのほうが大きいんでしょうね。ただ、ピッチャーはそういうわけにはいかない。それがここから慎重にならなきゃという理由です。

 シーズン通してフルに戦うための体力もまだまだ足りなくて、先輩方と比べると明らかに体ができていないと感じました。

 僕の場合、引っかけ投げのときに速いボールが 出やすいんです。左バッターのインコースを狙いに行って、足元に抜けていくようなボールとか……そういうボールがスピードは出やすいなって感じています。

 ひとつはパワーですね。やはり日本人より優れています。もう1つは打席での積極性。

 球速が上がったのは、体が強くなったことだと思っています。だから去年のオフにやってきたウエイトトレーニングはすごく大きかったなというのがひとつ。

 「二刀流」は誰もやったことがないからやっている。自分しかやっていないところに魅力がある。そこに、自分にしか出来ない仕事があるんじゃないか……。

 説明する必要はないかなと思ったので……別にそれを言ったところで(監督が)落ち着くわけでもないですし、それは結果で示すしかないかなと。

 「大丈夫か」っていう記事も多かったですし、監督からも怒られましたけど、僕としては、そんなに悪いことしたかな、っていう感じでした。

 あとは、大きくなった体を動きの中でうまくまとめられたこともよかった。セットにしたり、フォームをいろいろ試したりした中で、動きをまとめられました。

 バッティングの目標は難しいんですよね。

 全部、真ん中めがけて投げています。キャッチャーもコースに寄ったりせず、真ん中に構えてくれてますし、真っすぐがいいなっていう時は、真ん中です。だって、もったいないじゃないですか。

 (対戦したかったのは?)(昨季まで6年連続で打率3割以上をマークした)ロビンソン・カノ選手(マリナーズ)でした。

 ムダなく、ロスなく、なるべく余分な動きを省いて、最少の動きで投げたいなと思っています。自分の感覚の中で、『これは必要ないな』という邪魔な動きを使ってタイミングを取っていた部分があったんですけど、そこを省きたい。そうすると、力が伝わらないとか、ワンテンポ遅れてしまう部分が出てきてしまうんで、今度はそのための違うリズムのポイントを探さなくちゃならない。それが音合わせの作業です。

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