❝ 結果オーライの野球は私は一番嫌いなんですよ。
❝ 私は野球のことしか分からないですが、野球に関していえば、一流と二流の差は努力と頭脳の差だと思います。
❝ 今の選手はあまり努力をしない。彼らは憧れだったプロ選手になったことで満足してしまっているんです。本当はようやく出発点に立ったに過ぎないというのに、そこがゴールと勘違いしてる。だから、チームから与えられたメニューしかやらない。それで一流の結果なんて出せるはずがないじゃないですか。
❝ 「どうするか」を考えない人に、「どうなるか」は見えない。
❝ 劣等感が自分を支えてきた。
❝ (楽天の成績が低迷している時)死にたい…。
❝ 失敗した選手でも、こいつは我慢したら働く、伸びてくると思えば辛抱します。三振して帰ってくる選手の顔をじっと見てみると、悔しい顔をして帰ってくる若い子は見込みがあります。あっけらかんとしているのはダメですね。なぜダメだったのかを考えられる人間には、次のチャンスを与えたいと思います。
❝ ミットは嘘をつかない。
❝ 王や長嶋がヒマワリなら、オレはひっそりと日本海に咲く月見草。
❝ 野球選手、特にピッチャーは自惚れが強いから、嫉妬も当然強いのです。ライバルよりも俺の方が実力は上だと信じているような奴らばかりで、そういう選手たちに理解させるには信頼関係しかありません。
❝ 監督のミーティングっていうのは、やっぱり野球選手も一社会人だから、人間学、社会学っていうのを基本に教えなきゃいけない。
❝ オーナー、生意気なことを言うようですが、”人間3人の友を持て”と言うじゃないですか。原理原則を教えてくれる人、師と仰ぐ人、直言してくれる人。オーナーには直言してくれる人がいないんじゃないですか。みんなオーナーが気持ち良くなる話しかしてこないでしょう。人間偉くなるとそうなるものです。
❝ 京都の片田舎にある無名校から、十把一絡げのテスト生として入団した私は、最初から努力以外にこの世界で生きる術はないと分かっていました。だから連日連夜、誰よりもバットを振りました。3年目でレギュラー、翌年にはホームラン王になれたのも猛練習のおかげです。
❝ タイムリー欠乏症。
❝ 事前のシミュレーションが大切です。野村野球というのは、ひと言でいえば「準備野球」ですから。