野球って、こんなに簡単なものなんだって思いません?だって、こんなにヒットを打てるところがあるんですもんね。
リーダーを必要としていないチームになることの方が手っ取り早いというか強いチームになりそうな気がするんですよね。
高い目標を成し遂げたいと思うなら、常に近い目標を持ちできればその次の目標も持っておくことです。それを省いて遠くに行こうとすれば、挫折感を味わうことになるでしょう。近くの目標を定めてこそギャップは少ないし、仮に届かなければ別のやり方でやろうと考えられる。高い所にいくには下から積み上げていかなければなりません。
汚いグラブでプレイしていたら、その練習は記憶には残りません。手入れをしたグラブで練習をしたことは、体に必ず残ります。記憶が体に残ってゆきます。
人がしていないことをやれば、それは個性にも繋がる。
しっかりと準備もしていないのに、目標を語る資格はない。
自分が持って生まれたバランスって絶対ありますから、それ崩しちゃダメです。
プレッシャーはかかる。どうしたってかかる。逃げられない。なら、いっそのことプレッシャーをかけようと。
何を言うかではなくって本来は誰が言うかですから。その(言葉の)重みって同じことを言っても10年実績を残した人とルーキーの子が同じ事言っても、意味が全然違いますよね。
僕は決して「打率4割」とは言わないんです。6割の失敗は許してやるわ、と。いつもそう言っているんです。
手ごたえというのを常に感じていたい。
「あの選手ちょっと面白いな」と、野球を知らない人に感じてもらうのも目標の1つでした。
(リーダーについて)言ってるけどできてない人についていきたくないですよね。
初心を忘れないことっていうのは大事ですが、初心でプレイをしていてはいけないんです。成長した自分がそこにいて、その気持ちでプレイしなくてはいけない。
しんどい思いは早くしておくことですね。早い段階で。
自分で無意識にやっていることを、もっと意識をしなければならない。
何かを長期間、成し遂げるためには考えや行動を一貫させる必要がある。
やってみて「ダメだ」とわかったことと、はじめから「ダメだ」と言われたことは、違います。
(海外球団に属していることについて)なかなか価値観を共有できるっていうことが少ないんですよね。
逆風は嫌いではなく、ありがたい。どんなことも逆風がなければ次のステップにいけないから。
他人が言う成功を追いかけ始めたら何が成功か分からなくなってしまいます。
どんなに苦しい時でも諦めようとする自分がいなかった。
自分がわからないことに遭遇するときや、知らないことに出会った時に、「お、自分はまだまだいける」と思います。
子供の時にみたいに楽しくやりたかったらプロになってはいけないと思うんです。
特別なことをするためには普段の自分でいられることが大事です。
ヒザの力を抜いたら肩も抜ける。
楽しんでやれとよく言われますが、ぼくにはその意味がわかりません。
自分の限界を見てから、バットを置きたい。
イチローの魅力あふれる作品は?
書籍「野村のイチロー論」
天才vs凡才、名将がはじめて書いた究極の野球人間論。「正直に言う。私はイチローが好きではない。しかし、彼の才能に最初に目をつけたのはこの俺だ」
書籍「イチロー流 準備の極意」
イチローはなぜ「オンリーワンを目指すこと」を嫌うのか?
不安や恐怖心を隠そうとしないのはなぜか?
試合前日の準備<ルーティン>からこだわる理由は?
真の楽天主義者といわれる所以は?
プロスポーツ選手のメンタルカウンセラーにして、トップアスリートのコメント心理分析のエキスパートが、
イチローの数々の言葉から引き出した、一般の仕事にも役立つ、
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