❝ みんなと同じだったら、一番楽だろう。不安もなくなる。でも、その代わり個性もないってことになる。あいつは変わってる、と言われるのは光栄なことだ。1回きりしかない人生なんだから、自分の好きなように、自分に正直に生きようよ。
❝ お笑いみたいなものでも、常識を知らないと本当のツボというものがわからない。常識は基本線で、お笑いはその常識という基本線をひっくり返すところで、コントとして成り立っている。だから、笑えるワケよ。お笑いに限らず、常識をバカにする奴に、常識を超えたことは絶対に出来ない。
❝ 気取らないこと。とにかく飾らない。自分を大きく見せようとする段階で人は嘘をつくし、それはすぐに見破られるものですよ。
❝ (ドリフターズの下積み時代)辛いっていうよりも楽しんでましたね。
❝ ベンチひとつで何ができるか、といったシンプルな笑いの基本に返るのが大事。
❝ オレはいつでも「個性は変人、常識は凡人」でいたいと思っている。
❝ 現場には嫌いな人を作らない方がいい。
❝ よくマンネリと言われたけど、僕は笑いにはマンネリは絶対に必要だと思う。お客さんにすれば、「たぶんこうするよ、ほらやった」と自分も一緒になって喜ぶ笑いと、「意表を突かれた、そう来たか」とびっくりする笑いの2種類あると思う。全部意表を突かれてしまうと、お客さんも見ていて疲れてしまうだろう。
❝ グループの笑いというのは、全員の仲がよくないとうまくいかない。
❝ テレビでも、あまりに普通の人が普通のことをやりすぎている。そんなのはおもしろくない。変わった人、珍しい人、平凡な人、少し狂気のようなものを感じる人。それを見たいから世間の人はテレビや舞台を見る。芸人はもともと変わってるんだ。僕たちはそれでいいんだ。
❝ 中学生の時には、もうコメディアンになろうと決めてました。
❝ 古今東西、いつの時代も、自分が楽しいと思わない仕事からよい結果は生まれない。
❝ 苦手なとこに出ていって、そこで恥かいて自信をなくすよりは、自分の得意なことを磨いていくほうがいい。
❝ ドリフターズって言ったら家族みたいなもの。
❝ 何よりお笑いには音楽性がすごく大事。お笑いは間とタイミングで決まるものなんだけど、そのセンスはまさに音楽的センスであり、リズム感なんだよね。コントの会話のリズムも、それを少し狂わすからおもしろいのに、もともとのリズムがわかっていないと、狂わすこともできないわけだから。